舗装や庭づくり、DIYなどで「砂」や「砂利(じゃり)」という言葉をよく見かけます。
似たような言葉ですが、実際には明確な違いがあります。
この記事では、砂と砂利の違いを「粒の大きさ」「水はけ」「締まりやすさ」という視点から整理しながら、どんな場所でどう使えばよいのかを、できるだけわかりやすく解説します。
もくじ
砂と砂利の違い
| 項目 | 砂 | 砂利 |
|---|---|---|
| 粒径(粒の大きさ) | 約0.075〜2mm | 約2〜75mm |
| 見た目 | さらさらして細かい | ごろごろしている |
| 手触り | なめらか | 硬くて角ばる |
| すき間の大きさ | 小さい | 大きい |
| 水の通りやすさ | 悪い | 良い |
| 締まりやすさ | 高い | 低い(すき間が残る) |
| 主な役割 | すき間を埋める | 構造を支える |
| コンクリートでの役割 | 砂利のすき間を埋める | 骨組みになる |
| 主な用途 | モルタル、目地、下地調整 | 基礎、路盤、排水層 |
| DIYでの使い道 | 砂場、ブロック下地 | 駐車場、防草、庭 |
「砂」「砂利」の大きな違いは、土木や地盤工学で使われる粒度分類に基づいています。
工学的には、粒径(粒の大きさ)が 0.075mm以上2mm未満 のものを「砂」、2mm以上75mm未満のものを「礫(れき)」と呼び、一般にこの礫が「砂利」に相当します。
つまり、砂と砂利の違いは見た目ではなく、「粒の大きさ」で決められているということになります。
砂と砂利の性質の違い
砂はとても細かい粒でできているため、粒と粒のすき間がほとんどありません。
そのため、水はゆっくりとしか通らず、たまりやすい性質があります。
一方で砂利は、粒と粒の間に大きなすき間があります。
このすき間を通って、雨水はすぐに下へ抜けていきます。
なお、砂でも細かい成分(シルトや粘土分)が多く混じると水が抜けにくくなるため、用途に合った材料を選ぶことが大切です。
砂の主な種類
川砂(かわずな)
川で長い時間削られてできた砂で、粒が比較的そろっています。
コンクリートやモルタルによく使われます。
山砂(やまずな)
山を削って採れる砂で、少し粘土分を含みます。
よく締まるため、庭の下地や埋め戻しに向いています。
砕砂(さいさ)
岩を砕いてつくった人工の砂です。
角があるため締まりがよく、舗装や道路の下地に使われます。
砂の実用的な使い方(庭・DIY)
砂は、地面をならしたり、ブロックや舗装の下で高さを調整したりするのに使われます。
参考動画 防草砂の使い方の動画
撒くだけで防草効果が出る人工砂の仕組みやメリット・デメリットを紹介しています。
庭づくりの初歩的な砂活用例として参考になります。
砂利の主な種類
川砂利(かわじゃり)
丸みのある自然の砂利で、庭や通路の仕上げによく使われます。
砕石(さいせき)
角ばった人工の砂利で、駐車場や建物の下地に使われます。
玉砂利(たまじゃり)
見た目を重視した砂利で、庭の装飾や和風の空間に使われます。
参考動画:庭用砂利の種類を紹介する動画
砂利には用途や見た目によってさまざまな種類があります。
下の動画では、庭に敷く砂利の種類や選び方を実際の例とともに丁寧に紹介しています。
種類ごとの特徴を視覚的に理解するのに役立ちます。
参考動画:普通砂利と防犯砂利の比較動画
砂利の種類によって、歩いたときの感触や音が違います。
下の動画では「普通の砂利」と「防犯砂利」を比較し、歩行時の音の違いを実際に検証しています。
砂と砂利の役割の違い
砂利は、水を逃がしながら地面を支える役目。
砂は、その上をならして、表面を安定させる役目です。
たとえば駐車場や庭の小道では、
まず砂利を敷いて排水と強度を確保し、
その上に砂を敷いて平らに整えます。
まとめ
砂と砂利の違いは、単なる粒の大きさだけではありません。
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砂は、細かいすき間を埋めて表面を整える
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砂利は、水を逃がしながら地面を支える
この違いを理解して使い分けることで、
庭づくりやDIY、駐車場の仕上がりと耐久性は大きく変わります。